日曜の将棋番組の感想戦を見るのが楽しい
「じゃ仕掛けの所からお願いできますか?」
この一言で両対局者は盤を仕掛けの局面へあっと言う間に戻す
この作業がとてもかっこいい
脳内将棋盤について前にちょっと書いたけど
どういう感じなのか予想してみた

俺の場合
▲3五歩△同歩▲同銀△3四歩2四歩
3五の銀を取られても次に▲2三歩成と棒銀の成功
だから△3五同歩とは取らない(多分)
じゃ後手はここでどうするんだろ
後手の玉はもともと5一に居て5二とまっすぐ上がったもの
戦いが起こりそうな右辺に行くのは怖いし
何よりそれなら5二玉としなかったはず
同じ理由で左辺に行くのもしずらいのかな
↓
わからない(ここで俺の思考は早くも終了形)
とまあこんな感じ
実戦は▲3五歩に対して後手は△6三銀
図の△6四歩からの継続手
なるほどな
さて次は先手番
取らないんなら取るかって事で▲3四歩
△同銀も同金も形が乱れるし次に▲3五歩と抑えてよし
こういう銀がまっすぐ上がったり金が斜めに上がった形は
戻るのに二手かかるからそれだけでお得(多分w)
で次の局面

△4五銀と出て▲同銀△同歩と銀を交換して
▲3四銀と取った銀を使って突破か
(実戦は△4五歩と突き違いの歩炸裂)とこんな風に手が進む度に考えてる
さて強い人の場合(あくまで予想ですw)
最初の図を見て
▲3五歩に対して
△同歩はしにくい
△玉を動かす事もしにくい
△4五歩▲同銀△3五歩▲同角△同角
△6三銀▲3四歩△同銀▲3五歩△4五歩▲3四歩△4六歩
これを俺みたいに直列で頭に保存しないで並列に綺麗に整理しているんだと思う
イメージ図

「じゃ仕掛けの所からお願いできますか?」
たくさんの開いたフォルダを閉じていくように局面を戻していく
その光景がたまらなく好きだ
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