
失敗編
A子「○○さんて趣味なんですかぁ~?」
俺「読書」
A子「どんな本が好きなんですか?」
さてここでアドベンチャーゲームでお馴染み
分岐点が現れる
この選択肢を迫られる瞬間
すでに”俺”というものはなく
”本”に主役を奪われたといっても過言ではない
もしBという本の名前をあげたとして
○A子がBの存在を知っていて内容も知っていた場合
展開的に一番なんとかなりそうだがかなり高度になる
結末を知っているドラマほど会話として成り立たないからだ
○A子がBの存在を知っていて内容は知らない場合
これもつまらない
内容を暴露する事は出来ず、かといってオブラートなど
こちらが気を遣う展開はその時点で選択権は向こうにある
もちろん暴露してもいいのだが
本などは読み手が変わると印象(評価)も変わる
○A子がBの存在を知らない
これは会話になる事はありえない
強引に説明しようとしてもお互い退屈な時間を浪費するだけだ
すなわちこの会話に持っていった時点で
バッドエンディングが見えてもおかしくはないのだ
読書というありきたりな例で説明したが
他でも応用が効くはずである
成功編
A子「○○さんて趣味なんですかぁ~?」
俺「藤井システムと石田流、あとは君かな」
A子「藤井システムとか石田流ってなんなんですかぁ~?」
俺「ぐぐれカス」
さりげない会話の中で”君”というフレーズを
紛れさせて相手の潜在意識に語りかけ
しかもA子が質問したはずなのに
全く予期していない単語が出てきた事により
その先を聞かないわけにはいかない状況を作り出す事に成功
いつのまにか主導権はこちらが握れる
最後の答えは一例に過ぎないが
この差がお分かりいただけたと思う
あとは常に持ち歩いているスペアポケットから
マグネットの小さい将棋盤を取り出すもよし
定跡書を開いて肩を並べて読みふけるもよし
え?
相手の女性が藤井システムや石田流を知っていたら
どうしたらいい?
ハッピーエンドの終盤まで一直線ですな
※全員に効果があるとは限りません
あくまで自己責任にてお願いします
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