一日目大長考をした郷田九段
そんなに時間使っちゃっていいの?
まだ一日目だよ?
そんな風に感じた人も多かったと思う
しかし郷田九段は序盤中盤で時間を使う事を
あまり苦にしないと本で書かれている
島朗著
「純粋なるもの トップ棋士、その戦いと素顔」
持ち時間が六時間あろうと八時間あろうと、ペース配分などまったくお構いなしで果てしなく長考が続くのである。
棋士個人の事がいろいろ書かれている本で
将棋を知らない方にもおすすめですよ
今期名人戦
これからも熱戦が続くことは間違いない
第二局は4/21,22に熊本県熊本市にて開催!
(棋譜中継は有料です)
しかしニュースになった朝日新聞の観戦記者
名人戦そのものじゃなくて対局中にサインを求めた事が
こうやって報じられて注目されてしまう事が
ちょっと寂しく悲しく思う
けれど触れないわけにはいかないだろう

(youtubeより)
動画はこちら
【名人戦】羽生の対局中に観戦記者がサインねだる【将棋】
http://www.youtube.com/watch?v=x_JRMJ3UEgM対局中の羽生名人に朝日委託記者がサイン求める 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/culture/shogi/090410/shg0904102141001-n1.htm「郷田さんの手番だと思っていた。うかつだった」
相手の手番なら名人戦の大舞台、いや大舞台じゃなくても
真剣勝負の対局中にサインを頼んでもいいのだろうか
今回はテレビ中継中の出来事だったからニュースになったけど
こういう事が今までに日常的にあったんじゃないだろうか
そんな事を感じるくらい動画では当たり前に
普通に扇子を取り出す記者の姿が映っている
そもそも観戦記者が手番を間違えるものだろうか?
これが本当なら
今までこの観戦記者が書いてきた記事
これから書いていく記事の価値そのものが
とても薄っぺらくなるのではないだろうか
俺も切り取って集めている新聞の将棋欄
対局の空気や棋譜など記者を通じて
毎日俺らに伝えてくれるとても有難いものだ
そのあたりをこの観戦記者の方には理解してほしいものです
そしてこれからも他の観戦記者の方々を応援していこうと思う
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